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原っぱ東花畑のコスモス
コスモスは、8枚の舌状花中央部で盛り上がった黄色い筒状花からなるキク科の非耐寒性一年草です。 サクラ(サクラ)を代表的な春の花とすると、コスモスは秋の代表花ということで、漢字では「秋桜」と書きます。 筒状花が終わると、種子ができて地面に落ち繁殖します。
コスモスの原産地はメキシコの高原地帯です。 18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、ギリシャ語のKosmosという名前が付けられました。 ギリシャ語でコスモスとは、秩序、調和、宇宙という意味です。 コスモスの花が調和のとれた花ということからコスモスと名付けられたとのことです。
日本には明治20年頃に渡来したといわれており、明治末期には全国に波及、各地で栽培されるようになったようです。 在来種は白、ピンク、紅の3色で一重ですが、品種改良により多くの新品種が作られています。
「原っぱ東花畑」では、今年もダブルクリック、丁字咲き、レッドイリュージョン、シーシェルなど珍しい品種のコスモスに出合うことができました。 また、キバナコスモスも数種類植えられていました。
ダブルクリック
ダブルクリック 筒状の花弁の半八重〜八重咲きの品種。 豪華な印象でボリューム感があり、ボンボン咲きになる個体もあるようです。 これ本当にコスモス・・・・という感じです。
シーシェル
シーシェル 花弁が筒状の品種。 日の丸 白色で中心部に紅色の絞りで日の丸状ができる品種。
日の丸
サイケ
サイケ コラレット咲きの品種。 花びらの付け根にもう1枚花弁をつけるのが特徴。 コラレットとは婦人用襟巻きのこと。 サイケはサイケデリック(=幻覚をもたらす)のこと。
丁字咲きコスモス
丁字咲きコスモス 花びらの真ん中が八重咲きになる品種。 古い品種で、種を播いても丁字咲きになるのは5割程度。
レッドイリュージョン
ピコティ
レッドイリュージョン コラレット咲き(花の中央にもう1枚花びらがある)の薄いピンク色の花が特徴の品種。 ピコティ 白色に桃赤色の縁取りや紅色に白の絞りができる品種。
あかつき
あかつき 花びらに絞り模様が入る早咲きの品種。
ダブルカーネーションミックス
ディアボロ
ディアボロ 緋紅色の花びらが小悪魔的(=ディアボロ)という意味。 レモンブライト ブライトは「明るい」という意味で、明るい黄色の花を咲かせる。
レモンブライト
オレンジフレア 背の高いタイプのキバナコスモス。 フレア(=ゆらめく炎)橙色の炎という意味。直径4〜5cmのきれいなオレンジ色の花を咲かせる。
オレンジフレア
原っぱ西花畑のコスモス
原っぱ西花畑では、珍しい黄色のコスモスを楽しむことができますが、イエローガーデンは未開花でした。 風来坊が見落としたかもしれませんが! しかしながら、その他のキャンパス系のコスモスを楽しむことができました。
クリムソンキャンパス クリムソン(=深紅)色という珍しい色をした品種です。
クリムソンキャンパス
ディープレッドキャンパス
ディープレッドキャンパス ディープ(=濃く暗い)レッド(=赤色)のとおり暗紅色の花です。
イエローキャンパス イエローガーデンに比べ色が鮮やかで、花びらの裏側が赤味を帯びにくい品種です。
イエローキャンパス
オレンジキャンパス
オレンジキャンパス 赤味を帯びた淡いオレンジ色の花です。
昭和記念公園のコスモスその1 昭和記念公園のコスモスその3 風来坊