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吉野梅郷梅まつり その2 (H19.3.10)

吉野梅郷散策


飛龍梅



日向和田駅から神代橋を渡り吉野梅郷へ


青梅観光協会のホームページに、「青梅観梅モデルコースを歩く」という観梅コースが掲載されています。

このコースは、JR日向和田駅をスタートし、梅の公園や吉川英治記念館など、吉野梅郷の見どころすべてに立ち寄れる、おすすめのコースです。



コースの概要は次のとおりです。


JR青梅線日向和田駅→神代橋通り→梅の公園→鎌倉の梅→中心地梅林→下山八幡神社→岩割の梅→大聖院・親木の梅→即清寺・招春梅→吉川英治記念館→愛宕神社→JR青梅線二俣駅


神代橋から多摩川を望む



青梅きもの博物館の枝垂れ梅


紹介ではコースの所要時間1時間7分となっていますが、この時間は単に歩くのみと時間のようです。

したがって、散策ポイントの見学時間を考慮すれば、この3〜4倍程度の時間が必要かと思います。



名所スタンプハイクコースも準備されています。


このコースは次のようになっています。

紅梅苑→青梅市梅の公園→天満公園→青梅きもの博物館→梅郷中心地梅林→鎌倉の梅→岩割の梅→親木の梅→即清寺→吉川英治記念館


梅郷中心地梅林



鎌倉の梅



鎌倉の梅


風来坊、梅の公園を散策したあと、いくつかを廻りました。


鎌倉の梅

旧鎌倉街道のかたわらにある、樹齢約400年といわれる古木で、旧鎌倉街道ゆかりの梅です。

個人梅園である梅花園の中に位置しています。



岩割の梅

別名「悲恋の梅」とも言われ、その昔、土地の豪族三田氏と小田原の北条氏が戦ったとき、いくさの中で芽生えた若武者と土地の娘が密かに会う場所であったそうです。

その若武者の出陣に際し、突き刺した梅の一枝が岩を割り根付いたと伝説のある古木です。


岩割の梅



親木の梅


親木の梅



親木の梅


大聖院親木の梅

大聖院(だいしょういん)の裏庭にあり、樹齢700年余りで梅郷の梅の始祖といわれています。

金剛寺の「将門誓いの梅」を根分けしたと伝えられ、現在は初代の木から根分けした二代目が見事に枝を張っています。


梅の公園に咲いていた梅


書屋の蝶



第7回全国梅サミット開催地記念樹 書屋の蝶


青梅市梅の公園には120品種、1500本の梅が植えられています。

その中からいくつかを紹介します。

梅に関する説明は、梅の公園に表示されていたものです。



小向


紅冬至


小向(こむかい)

白色大輪の一重咲き。その昔、多摩川を利用して神奈川に下る筏流しが、県下の小向梅より青梅に導入した品種。梅干し、梅酒、梅の粕漬けに向いている。

幾夜寝覚(いくよねざめ)

大輪の八重咲き。花色は紅紫色、底紅で、花弁は大きく波を打って抱えて咲く。しべの数も梅花中で最も多く、まことに優雅で豪華な花である。


黄金梅



幾夜寝覚


月影



酔心梅



三吉野

酔心梅(すいしんばい)

蕾から開花までの色といい、開花したときの花の輪郭といい、実に見事で心から酔うほどであることから、この名が生まれた。実の色づきも見事。

三吉野(みよしの)

花は小輪で花弁は丸みをおびえて一つ一つが良く整っており、全体がふっくらとして女性的である。花糸は長くないが揃っていて茶のしんのようにも見える。



栄冠


酔心梅


栄冠(えいかん)

この花は、武蔵野市の世戸東治氏が、作出した品種。緋梅性の大輪で紅が濃い。花形も良く整い、しべの数も多く見事に整開している。風格のある花。

玉英(ぎょくえい)

白色大輪の一重咲き。花形は花弁に波があり、「梅郷」よりわずかに大きく、「小向」と同じ。発見地は青梅市二俣尾。果実は大きく収量も多い。


更紗



玉英


新平家



朱鷺の舞



月の桂


朱鷺の舞(ときのまい)

初めてこの花を見て、花の姿と色彩の思わず出た名前。他に類を見ない見事さである。青梅市の萩野義三氏が茶の木中に実生したものを育てた。




思いの儘


緋梅



里見紅(さとみこう)


摩耶性で花形は中輪。紅色で紫紅色に近く派手な色合い。花弁の数は多く内側に入るほど小さい。弁の波は内側ほど多い。花底は、黄茶色で大きい。


里見紅



天女の舞



八重祭笠枝垂れ

八重祭笠枝垂れ(やえまつりがさしだれ)

野梅性の大輪の八重咲き。青梅市梅郷、鈴木文吾氏の先代の実生したものから生まれた新花。半八重咲きで花弁の先に裏口紅が残りしべも美しく散開する。



薄色縮緬


臥竜




関連するホームページ

 青梅市観光協会


吉野梅郷梅まつり その1


       風来坊


錦光

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