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太鼓橋の上から、平橋、太鼓橋、社殿を望む 左右は藤棚です
亀戸天神社への入口 その先に太鼓橋が
亀戸天神社は、寛文2年(1662年)菅原道眞公の末裔、菅原大鳥居信祐公が九州の太宰府天満宮より勧請、地形をはじめ社殿や楼門、太鼓橋など境内の結構をすべて太宰府の社にならって造営したのが起源とされております。
以来、亀戸宰府天満宮とも呼ばれ、学問の神様として信仰を集めました。 また、朝野の信仰も厚く、行楽の名勝地としても喧伝され、江戸庶民信仰の本源として関東天神信仰の中枢を占めております。 境内には、道真にちなんだ筆塚や歌碑など有名な碑が数多く残されています。
入口近くの太鼓橋
旭牡丹
豊後桜
太鼓橋と本堂
亀戸天神社の境内には、大宰府天満宮の一念三千の心字池に三世一念の太鼓橋をモデルとした池と橋があります。 橋は、太鼓橋(過去)―平橋(現在)―太鼓橋(未来)からなり、太鼓橋はかなりの急勾配で石段になっています。
一念三千:人の日常心(一念)は宇宙存在のすべてのあり方(三千)が含まれるとする教え。天台宗の究極的真理とされる。 三世一念:過去・現在・未来の三世一念という仏教思想。
弁天社
紅梅殿
亀戸天神社の梅や藤の美しさは、広重の「名所江戸百景」であまりにも有名ですが、現在でも心字池の周りいっぱいに咲き誇る藤の花は、都内随一で、新東京百景の一つにもなっています。 藤の名声に押されていますが、境内には250本余りの梅の花が、2月上旬から3月中旬にかけて紅梅や白梅が咲き薫り、その清廉で清楚な花を楽しむことができます。
太鼓橋と社殿 左側は十代目岩井半四郎植樹の紅白梅
亀戸天神社では、毎年2月中旬から3月中旬にかけて、「梅まつり」が開催されており、今年も2月10日〜3月4日が梅まつりでした。 都内には梅の名所があちこちにあるためか、藤の時期の大混雑に較べると、見学者は比較的少ないです。
社殿
紅白梅
白梅
道眞公5歳の像と五賢の梅
境内に菅原道眞公の5歳の像があります。 菅原道真は、承和12年乙丑(845年)6月20日に代々が学者の家柄に生まれ、幼名を阿呼(あこ)といい、小さい頃から天資聡明で学問が好きであったそうです。 台座に5歳の時に、庭前の紅梅を詠まれた和歌が刻まれています。 美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある
五賢の梅
道眞公5歳の像
亀戸天神社の梅では、一つの樹に紅梅と白梅の花が咲く「五賢の梅」が有名です。 「五賢の梅」は菅原道眞公5歳の時の像の傍に咲いています。
楠玉
青軸冬至
一重緑萼
アクセス JR錦糸町駅・都右京メトロ半蔵門線錦糸町駅から徒歩約15分 JR亀戸駅から徒歩約15分 駐車場 ありません
入場料 無料です 関連するホームページ 亀戸天神社 亀戸天神通商店街 風来坊