散策スポット目次
HOME
前ページ
相模湖
相模湖の紅葉
相模湖は相模ダムの建造に伴って作られた人造湖です。 ペリー提督の黒船が横須賀の浦賀に来て日米和親条約が結ばれて以降、横浜の発展が人口増として現れ、それに符合して水の需要が高まりました。 そして水源地として注目されたのが、道志川、相模川の合流点である津久井でした。
昭和10年に現地調査が行われ、15年11月に着工、19年12月にダムが完成、22年7月に発電所が完成しました。 ダムの高さは58.4m、ダム頂上部の長さは196mで、「発電」「飲料水」「灌漑用水」を目的とした、日本最初の多目的ダムです。 完成式典には昭和天皇、皇后両陛下がご臨席され、県知事が「相模湖」と命名したとのことです。
湖畔にある県立相模湖公園は、相模ダムが完成してから4年後に誕生した公園です。 相模湖と一体的な公園で、遊覧船、レンタルモーターボート、レンタルボート、釣り船、カヌー教室等プレジャー客の受け入れ体制が整備されています。 このため神奈川県民のみでなく、首都圏の多くの人々の憩いの場となっています。
この相模湖は東京オリンピックのボートカヌー競技の会場となりました。 以来、漕艇やカヌーの競技場として有名になりました。 湖畔にはカヌー教室もあり、現在でもカヌーなどの練習をしている声が湖面に響き渡るようです。
湖面には、神奈川県立相模湖漕艇場が設置されております。 コース距離は1000m、社団法人日本ボート協会に認定B級コースだそうです。
相模湖は、周囲を山に囲まれており自然が豊かです。周囲の山々は新緑から紅葉までさまざまな姿を見せてくれるそうです。 また、相模湖公園の周辺には、ハイキングにぴったりの「東海自然歩道」や「相模湖自然公園・ふれあいの森」、甲州街道の宿場町の面影を残す「小原宿本陣」など、さまざまな見所があります。
カヌー関連施設
県立相模湖公園と嵐山
勝瀬橋
相模湖公園から望む湖の美しさは見事なものがありますが、相模湖には観光用の周遊道路は整備されておりませんし、湖畔には駐車場も少ないようです。 したがって、紅葉は相模湖公園から遊覧船やボートに乗り、湖上から眺めるのが良さそうです。 遊覧船は相模湖1周25分で、料金は800円です。
嵐山洞門 嵐山洞門は嵐山の崩落と危険防止のために5年の歳月をかけて、平成15年秋に完成した洞門です。 国道412号線は嵐山洞門の中を通っております。
相模湖大橋と嵐山洞門と嵐山
相模ダム
アクセス 県立相模湖公園はJR中央線相模湖駅から徒歩10分。
駐車場 県立相模湖公園に大型の駐車場が整備されています。 駐車料金は平日は無料です。 ただし、5月の連休、7月から8月までの夏休み期間中は有料となります。
相模大橋と嵐山
関連するホームページ 相模ダム・相模湖 風来坊
相模ダム発電所