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仙石原のすすき (H19.11.21)


仙石原のすすきの草原



真っ直ぐに延びる散策路


箱根の秋を代表する景観といえば、仙石原の台ヶ岳の斜面一帯に広がる一面のススキの草原です。

毎年、春の風物詩となった山焼きを行い、秋には見事なススキも穂が咲き揃います。

かながわの景勝50選に選ばれています。



仙石原高原は、足柄山の金太郎で有名な金時山の南麓の標高700メートル付近に広がる高原です。

仙石原は、むかし早川の上流がせき止められ、広く水をたたえた時代があり、その名残りが湿地として各地に残っています。

真っ直ぐに延びる散策路



どこまでも続く散策路


年間を通じて低温で、多湿なため、台ヶ岳山麓一帯には貴重な湿原植物群落があり、国の天然記念物に指定されています。

また、湿原植物群落の近くに「箱根湿性花園」があります。



上から見下ろす場



箱根湿生花園は、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生息している植物を中心にした植物園です。

園内には、低地から高山まで日本の各地に点在している湿地帯の植物200種のほか、草原や林、高山植物1100種が集められ、その他、珍しい外国の山草も含め、約1700種の植物が四季折々に花を咲かせています。


散策路の上部から



すすきの草原 中央の道路の向こう側が湿原植物群落エリア



すすきの草原と湿原植物群落エリア


仙石原のすすきの見頃は9月下旬から11月上旬だそうです。


風来坊が訪ねたのは、11月20日過ぎだったため、すすきの緑の部分がなくなっており、やや遅い感じでした。

やはり見頃は10月中旬かと思います。

時期遅れでしたが、斜面一帯に広がるすすきに出合うことができました。



すすきの草原に中には散策路が設けられております。

500m以上の真っ直ぐに伸びた散策路で、草原の一番上部まで登っていくことができます。

散策路の傍に全体を見渡せる高台が何ヶ所かありますが、草原の中にはいることはできません。


すすきの草原



すすきの草原



すすきの草原

アクセス
電車・バスの場合

湯本から桃源台行きバスで仙石高原下車

バスは土・日は10分間隔、平日は15分間隔程度で運行されています。

湯本から仙石高原までは約30分です。

小田原駅東口から桃源台行き(または湖尻行き)バスでもアクセスできますが、本数が少ないです。



すすきの草原


すすきの草原


駐車場

すすきの広がる草原付近には駐車場はありません。

すすきが見頃の時期には、すすき草原観光客用に無料駐車場が設置されます。草原から500m程度のところです。

「箱根湿原花園」の駐車場からすすき草原までは700m程度です。


         風来坊


すすきの草原


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