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鎌倉のヤマアジサイ その1 (H19.6.3)

光則寺のヤマアジサイ


子持ち七段花



紫変化


可憐な花を咲かせるヤマアジサイを求めて、6月3日に鎌倉の光則寺と鎌倉古陶美術館を訪ねました。

昨年と同じ日でしたが、今年はヤマアジサイの咲く時期が昨年よりは1週間程度早く、ちょうど見頃でした。



胡蝶の舞


七段花


光則寺は開門時間が早く7時30分です。
一方、古陶美術館は10時開館ですので、先ず光則寺を訪ねました。

風来坊の到着した9時前の境内は10人程度で比較的空いていましたが、時間の経過と共に多くの人が訪れます。


その理由は、前日に光則寺のヤマアジサイがテレビで報道されたことにあるようです。

やはりマスコミの威力は凄いものがあります。


阿波紫紅



藍姫


白鳥



クレナイ(紅)



伊予の十字星

ヤマアジサイは福島県以西の本州・四国・九州に分布する落葉低木です。

サワアジサイの別名があるように、ブナ林などの夏緑広葉樹林の谷筋などに生育しているそうです。

ヤマアジサイや、北海道、新潟など豪雪地で自生する同系統のエゾアジサイも含めて、花の形は装飾花のつき方によってガク型と手まり型があり、さらにその中間の半手まり型もあります。



ティアラ


土佐の月


また、装飾花の花弁は、基本的には4弁ですが、3弁のものや多弁の八重咲きのものもあります。

花の色は青の濃淡や紅色、さまざまな色調の紫やピンク、白・・・・と多彩で、葉の色も黄金色や斑入り、黒葉など変化に富んでいます。


モモイロ



土佐の暁


白妙



美方八重



紅冠雪

ヤマアジサイは、水を欲しがるが水はけの良い場所で育てる必要がある、日当たりの良い場所ではなくて半日陰の場所が適当である、風が強い場所では茎が折れてしまうなど、その育成はなかなか難しいようです。

こうした条件をクリアするには鉢植えが適当とか!

光則寺や鎌倉古陶美術館のヤマアジサイもその大部分が鉢植えで管理されています。



土佐緑風


小甘茶


光則寺は、樹齢約200年の見事な海棠(かいどう)が有名ですが、花の寺として親しまれております。

光則寺の入口で配布されている「光則寺・野草と茶花マップ」には、境内に咲く花の図面があります。

しかしながら、ヤマアジサイはごく一部しか掲載されていません。


龍馬1(仮称)



三葩


富士の滝



乙女の舞



乙女の舞

光則寺の拝観料は100円ですが、受付があるわけではなく、入口にある賽銭箱に投げ入れる仕組みです。

境内にはいると、散策路の両側にヤマアジサイの鉢植えが並べられていました。

毎年100種類前後のヤマアジサイを見ることができます。



土佐の涼風


伊予絞り



アクセス
 
 江ノ島電鉄長谷駅から徒歩10分

拝観時間 
 7:30〜日没まで

拝観料 
 100円


美萩錦



日向紺青


古伊予の五月雨



剣の舞



伊予の薄墨


深山八重紫



剣の舞


宵の星



エゾ十和田


エゾ星野



普賢の華



深山黒姫


星咲きエゾ



清澄沢


雨あがり



土佐織姫(横浪の月)


別子テマリ



秋篠テマリ




 
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          風来坊

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