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フランスのクリスマス
ベーリック・ホールは、フランスの「おいしいクリスマス」がテーマです。 フランスではクリスマスに、家族で食卓を囲むことを、ことのほか大切にしているそうです。 いわば昔の日本のお正月のような光景が今でも見られるようです。 家族の団らんや食卓を囲むことの愉しさをテーマに飾り付けがされているそうです。 1年で一番大切な食卓、どんなものが並ぶのでしょう?
ノエルのTea Time
クリスマスツリー
ベーリック・ホール入り口の装飾
室内の装飾
子供部屋
ベーリック・ホール入り口
ベーリック・ホール(旧ベリック邸)は、旧山手居留地の中心部、エリスマン邸のすぐ隣りに建つ、明るいベージュ色の外壁をした大きな西洋館です。 横浜山手に現存する山手外国人住宅の中で、もっとも規模が大きく、建築的にも内容が充実した横浜山手を代表する歴史的建造物です。
昭和5年(1930年)、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、アメリカ人建築家J.H.モーガンの設計により建造されました。 木造2階建て、地下部分は鉄筋コンクリート造りで、全般的にはスパニッシュ・スタイルを基調にしてデザインされています。
ベーリック・ホール
ドイツ風のクリスマス
山手公園内の山手68番館は「ドイツ風のクリスマス」で、「森と暖炉と家族のぬくもり」がテーマです。 ドイツの田舎にある一般家庭の、居間に集う、家庭で祝うクリスマスを表現しているそうです。 確かにちょっと田舎の雰囲気が漂い、ほのぼのとした印象を受けます。
山手68番館は、今年から「世界のクリスマス」に参加したようです。 山手68番館は、現在テニスのクラブハウスとして使用されており、クラブハウスの一室のみを使った飾り付けです。 規模は大きくありませんが、なかなか素敵な雰囲気で楽しませてくれます。
室内の飾り付け
玄関の飾り付け
山手68番館 山手68番館は、昭和9年に建てられた平屋建てで、下見板張りと開放ベランダをもつバンガロースタイルの外国人向け賃貸住宅の一つです。
また、山手公園は日本におけるテニス発祥の地としても知られ、園内には「日本庭球発祥の地」碑が置かれています。 山手68番館は、日本で最初にテニスコートが設けられ場所で、山手公園内のテニスコートのクラブハウス、管理事務所として再生・利用されています。
山手68番館
シンガポールのクリスマス
外交官の家は、「シンガポールのクリスマス」で、「常夏のクリスマス」がテーマです。 ほとんどが西欧、北欧の国が選ばれている今年の世界のクリスマスにおいて、ヨーロッパ以外からの唯一の展示でした。
シンガポールはヨーロッパとアジアが交錯する国のようですが、住人は中国人が多く、クリスマスの飾り付けには中国の文化の影響が見られるようです。 南国特有の花々を使った飾り付けは、とても濃厚でヨーロッパの飾り付けとは雰囲気を異にしています。
主寝室
外交官の家は、明治43年、明治政府の外交官・内田定槌の私邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。 木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、アメリカンビクトリア様式で建てられています。 平成9年(1997年)に、この山手イタリア山手庭園に移築復元されました。復元と同時に国の重要文化財に指定されております。
2階は内田家の人々のプライベートな空間でした。夫婦の寝室だったこの部屋は、広くて開口部が多く、1階に比べて色調も明るく、かつて広い芝が広がっていた方角にはベランダがついています。 また、窓際にはくつろぎのスペースが設けられています。
サンルーム
外交官の家
寝室から続く八角形のサンルームは、陽子夫人がプライベートルームとして使っていました。 陽の光がふんだんに射し込むガラス張りのサンルームは西洋館に共通の特徴的な部屋といえます。 屋外に出る扉もなく、室内というよりも屋外として捉えられていたようです。
オーストリアのクリスマス
ブラフ18番館は、「オーストリアのクリスマス」で、「音楽と灯のクリスマス」がテーマです。 オーストラリアは珠玉のような世界遺産を擁し、数多くの音楽家を輩出してきています。 音符やト音記号、五線譜などをモチーフにした飾り付けもあり、館内にはヨハン・シュトラウス作曲の音楽が流れていました。 館内の飾り付けは落ち着いた雰囲気が漂い、抑制された色彩がとても清涼で上品な感じを与えていました。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 岩崎ミュージアムを除き無料
ブラフ18番館
関連するホームページ 横浜市緑の協会・山手西洋館の紹介 世界のクリスマスその1へ 風来坊