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ハス池のハス
ハス池はかなり広いです
三渓園は、生糸貿易で財をなした横浜の実業家 原 三渓(本名:富太郎)の元邸宅です。 17万5千平方メートル(約53,000坪)にも及ぶ広い庭園は、原 三渓の手によって精魂込めて造られ、明治39年(1906年)に「三渓園」として一般に公開されました。
ハスは三渓園を創設した原 三渓が最も愛したと言われている花です。 ハスの花は朝方から咲き始め、午前中のうちにほとんどの花が閉じてしまう神秘的な花です。 開花1日目は9時頃には閉じ、2日目は昼頃に閉じ、3日目はあまり閉じずに、4日目は散ってしまうそうです。
早朝から多くの見学者が
三渓園では、ハスの見頃となる時期に週末限定で、こうしたハスの開花の特徴に対応して、早朝観蓮会が開催されています。 この早朝観蓮会は昭和50年から毎年開催されており、今年で32回目を迎えています。
今年も7月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)、8月5日(土)、8月6日(日)の6回にわたり、早朝観蓮会が開催されています。 早朝観蓮会の日の開園時間は、何と朝5時です。 しかも、特別料金ではなく、通常の入園料で鑑賞することができます。
三渓園のシンボル三重塔
明日咲くのかな?
ネットの友人から早朝観蓮会の情報が提供されました。 5時開園ということでしたから、自家用車で行こうかと思いましたが、時刻表を調べたところ一番電車、一番バスを利用すれば6時30分には三渓園の到着することがわかりました。 「楽しく散歩」というHPの趣旨を考慮して、電車で出かけることにしました。
5時に起床し、一番電車、バスを乗り継いで6時30分に三渓園に到着したところ、すでにハス池は沢山の人で囲まれていました。 しかし、ハス池の周りのスペースが広いため、比較的ゆっくりと鑑賞することができます。 その後混雑が激しくなるわけでもなく、比較的すがすがしい空気の中でのハス鑑賞でした。
今回はご希望の方に限り、先着30名様に蓮の種をプレゼントというイベントが行われていました。 例年の状況はわかりませんが、今年は三渓園開園100周年ということで、様々なイベントが開催されており、ハスの種のプレゼントもその一環かも知れません。 もちろん風来坊が到着した頃には、このイベントは終わっていました。
また、早朝観蓮会の開催日には、園内茶店「三渓園茶寮」で、9時まで早朝観蓮会限定メニューの朝粥(1000円)が提供されています。多くの方が朝の食事を楽しんでいました。 また9時までは、甘酒やところてんを半額の200円、自家製ようかん付お抹茶を300円で楽しむことができます。
バスを利用する場合の早朝アクセス JR根岸線根岸駅1番乗場 始発6時09分 「本牧」へ6時21分到着予定 横浜駅東口2番乗場 始発6時22分 「本牧三渓園前」へ6時50分到着予定(土曜) 始発6時20分 「本牧三渓園前」へ6時48分到着予定(日曜)
バスを利用する場合の早朝アクセス 桜木町駅11番乗り場 始発6時06分「本牧」へ6時21分到着予定 駐車場 正面入口に隣接して駐車場有り。乗用車とバス兼用駐車場のため、週末は混雑する。 駐車料金500円
入園料 大人500円 65歳以上300円 小人200円
関連のホームページ 三渓園 風来坊