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原っぱ東花畑のアイスランドポピー
アイスランドポピーとヒメキンギョソウ
昭和記念公園では、この時期、チューリップガーデンミュージアムと並行してポピーまつりが開催されています。 4月から5月にかけて、3つの花畑に植えられた、色・形の異なる3種類のポピーや空よりも青いヤグルマギクなどが次々と見頃を迎えます。 ただし、ポピーの開花時期が異なるため、一度にすべてを見ることはできません。
風来坊が昭和記念公園を訪れた5月1日は、アイスランドポピーが見頃を迎えていました。 みんなの原っぱ東花畑約6000平方メートルに、約10万株のアイスランドポピーが植えられています。 赤、桃、橙、黄、白のポピーが一斉に咲き乱れる姿はまさに圧巻でした。
原っぱ東花畑
アイスランドポピーは、数あるポピーの中で、花屋さんでも見かける最も知られた種類のポピーです。 細かい毛に覆われた丸いつぼみが割れると、中からペーパーフラワーのような花びらが現れます。 鮮やかな色の大きな花が印象的な早春の花です。
アイスランドポピーは、和名がシベリアヒナゲシであるように、18世紀に北極探検隊によってシベリアで発見されました。 暑さに弱いので、秋蒔きの越年草として育てるようです。 主に黄色やオレンジ色を基調とした華やかな花を咲かせます。
キンギョソウ
アイスランドポピー
みんなの原っぱ
ポピーの花言葉は「慰め、やすらぎ」です。 一面に広がるアイスランドポピーに包まれていると、不思議と優しい気持ちになれるような気がします。
こもれびの丘のヤグルマギク
こもれびの丘の東斜面では真っ青なヤグルマギクが見頃を迎えていました。
約12,000平方メートルの広大なエリアに、ヤグルマギク約15万株が植えられています。
ヤグルマギク
ツタンカーメン王の棺の中に、副葬品としてヤグルマギクが残っていたといわれています。 19世紀のドイツの皇帝ウィルヘルム1世は、この花をドイツ皇帝の花として国花にしました。 属名のケンタウレアは、ギリシア神話に由来し、半身半馬のケンタウロス族のケイロンが足の傷をこの草でなおしたという伝説からきているそうです。
ヤグルマギクの下側の斜面に植えられているカリフォルニアポピーはまだ咲き始めの段階でした。 オレンジ色のカリフォルニアポピーと青色のヤグルマギクが一緒に咲き誇るとどのような景観になることでしょう!
カリフォルニアポピーとヤグルマギク
カリフォルニアポピー
斜面を覆い尽くすネモフィラ
ヤグルマギクの奥の方(砂川口寄り)ではネモフィラが見頃を迎えていました。 澄んだ青空のような花で、地面を覆うように咲いています。 遠くから見ると、そのエリアだけが明るく別世界のようでした。 ネモフィラは瑠璃色の花で、唐草模様に似た葉から別名「ルリカラクサ」と呼ばれています。
アクセス JR立川駅から徒歩10分 JR西立川駅から徒歩2分 このほかに昭島口、玉川上水口、砂川口があります。 入園料 400円
ネモフィラ
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