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第3段テラスから洋館を望む
第2段テラスのカクテルと洋館
洋館とバラの庭園で有名な旧古河庭園は、古河虎之助が経営した東京における大正初期の代表的な庭園です。 武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。
この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の別邸でしたが、彼の次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となりました。なお、この当時の建物は現存しておりません。 現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア・コンドル博士です。 日本庭園の作庭者は、平安神宮神苑、円山公園などを作庭した、京都の庭師植治こと小川治兵衛です。
洋館
第1段テラスの花壇と洋館
旧古河庭園では、洋館前に広がるテラス様式の整形花壇を中心に、約90品種180株のバラが植えられています。 バラの株数は少ないですが、洋館とバラのコントラストが人気を得ており、春と秋のバラが咲く時期には多くの観光客で賑わっています。
バラの見頃の時期にはライトアップも行われ、今年は5月19日〜28日でした。 ということで、風来坊が訪問した6月1日はやや遅い感じでした。 花の多い少ないはありますが、旧古河庭園では6月いっぱいまでバラを楽しむことができるようです。
第2段テラスのバラ園と第3テラスのつつじ
黒真珠
テラス式庭園 バラ園を中心にした三段のゆるやかな階段状の庭園。第一段テラスは、バラ、ユッカ、シュロと花壇からなり、斜面は各種のツツジ、サツキで覆われています。 鉄平石張りの石段を降りると第二段テラスとなります。ここは左右対称の「幾何学模様」でバラ、ドウダンツツジ、イブキをサワラ、ハクチョウゲ、ツゲの低い刈込が縁どっています。 第三段テラスには、ツツジの植込が広がっています。
ヘルムーシュミット
ブルグント81
ひかり
白鳥
アクセス 地下鉄南北線西ヶ原駅から徒歩7分 JR京浜東北線上中里駅から徒歩7分 駐車場はありません。
朝雲
ツル聖火
ゴールデン・メダイヨン
丹頂
熱情
アンジェラ
休園日&入園料 休園日は12月29日〜1月1日のみです。 旧古河庭園は、月曜日も開園しています。
入園料150円 風来坊