コスモス祭り会場

車から降りると先ずはこの風景

「大月町のコスモスがきれいだったから、是非とも行って見てきて！」

遍路仲間から勧められたのは１０月２７日でした。

２８日、車で３時間ほど走り、宿毛市から大月町へ入ると「コスモス畑へようこそ」の看板があり、要所要所に案内板や、マリオネット顔負けの愉快なパフォーマンスの案内人さんが居て、迷うことなく現地へ行き着きました。

そこは高知県幡多郡大月町芳ノ沢地区。

コスモス娘

絶景ポイント

「みんなの笑顔が見たいねや〜」
一人の農業青年の言葉から始まり、２００２年１０月、第１回大月コスコス祭りがスタートしました。

３年目、４年目は台風被害で全滅、今年第３回の開催となったわけです。

広い駐車場で車から降りると一面のコスモス畑です。甲子園球場の６．４倍あるとか。

昨年、一昨年と台風の潮風にやられて全滅したので、今年は、嵐で潮風を受けたとき、夜中から消防車を借り、放水して潮を洗い流したといいます。

この広さを、水を掛けて洗い流すなんて、気が遠くなりそうですが、そんなご苦労もあった上での見事な開花です。

今回は１０月１４日から２９日までで、当日は最終日の前日、花も既に最盛期を過ぎていましたが、それでも充分に見ごたえがありました。

遠目に見るとまだまだまっ盛りに見えますし、コスモス畑の向こうに５基の風車が並んでいるのも面白いし、キバナノコスモスの一角もあでやかでした。

駐車場不足解消のために、惜しげもなくコスモスが刈り取られたところもあります。

風車の見える風景

キバナコスモスの彩り

ヘリの遊覧飛行が大人気

また、小高い山の上の展望畑はヘリコプター遊覧飛行のためのヘリポートになっていました。

ヘリはひっきりなしに離着陸を繰り返し、飛行希望者は１時間待ちの状態でした。

展望畑の下には迷路が作られており、子供達が走り回っていました。

迷路もあります

このコスモス畑は、本来はタバコ畑で、コスモスが終わればすぐに耕し、タバコ作付けに掛かるそうです。

タバコを立派に収穫した後は、また来年、コスモスの種を蒔いて、花をいっぱい咲かせて欲しいものです。

立ち去りがたいのですが・・

☆『種蒔人（たねまきびと）たちは日本一を目指す』☆

・・帰り道です

大月の青い海

大月の輝く海

折角遠くまで来たのだからと、マリンスポーツの柏島、野生サルのいる大堂海岸を回ってみました。

澄み切った海はどこまでも深く青く、美しい大月町でした。


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