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京都御苑の枝垂桜
明治になって都が東京に移った後、これらの邸宅が取り除かれて、旧皇室苑地として整備された所が、戦後、国民公園として開放されました。 外周を石積み土塁で囲まれ、9ヶ所の御門と5ヶ所の切り通しから入ることができる苑内には、京都御所、仙洞御所をはじめ九条池や拾翠亭などの歴史的遺構があります。
京都御苑は緑豊かな御苑ですが、これは自然植生ではなくて、明治時代の大内保存事業に始まる整備によって植栽が行われたものです。 それが百年以上の年月を経て、現在では多様で豊かな樹林が形成されています。苑内に生育する樹木は約5万本といわれております。 近衛邸跡のシダレザクラや出水の小川周辺などのサトザクラ、梅、桃などの花木、モミジなどが季節毎に御苑を彩り、訪れる人の目を楽しませてくれるとのことです。
京都御苑で最も多く見られるのはヤマザクラのようですが、残念ながらヤマザクラはすでに葉桜となっておりました。 京都御苑にはヤマザクラのほかに枝が垂れるシダレザクラや八重の花をつけるサトザクラがあります。 風来坊、春の一般公開で京都御所を参観した後、近衛池付近のシダレザクラを見学しました。
京都の桜06 その1 祇園白川 円山公園 その2 知恩院、南禅寺、琵琶湖疎水 その3 平安神宮 その4 京都御苑 風来坊
京都の桜は着物姿が似合うようです