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梅林最高地点から梅林を望む
湯河原梅林正面入口
湯河原梅林は平成8年に初公開された新しい梅林で、梅に時期の開催される「梅の宴」も平成18年で11回目です。 今年の「梅の宴」の開催時期は平成18年1月28日〜3月19日でしたが、梅の開花が遅かったため3月26日まで延期になりました。
湯河原梅林
海抜626mの幕山は西側に特異な岩の柱状節理の偉容を見せ、山頂は丸い丘状ではるか相模湾を眺望することができます。 この、四季を通じ雄大な自然景観と出会える「幕山公園」の山麓斜面に、約4000本の紅梅・白梅が植えられている湯河原梅林があります。
右上の岸壁はロッククライマーの練習場として人気
休憩所から梅林を望む
梅林入口付近からの光景
梅林は山の斜面に広がっているため、見頃期には紅梅・白梅がさながら”梅のじゅうたん“のごとく咲き乱れ、園内は梅の香りに包まれます。 麓から梅林を幕山山頂に向けて15分程登ると、眼下に梅林全体を見下ろすことができる絶景のポイントがあります。
梅林の梅
梅林内はいくつもの通り道が準備されており、広い梅林内を自由に散策することができます。 しかし、梅林は山の斜面に広がっており、舗装されていない比較的狭い道を、登ったり降りたりしながら散策することになるため、スニーカーなどの歩きやすい靴がお薦めです。
梅林入り口付近の枝垂れ梅
梅林下方には枝垂れ梅500本のエリアがある
枝垂れ梅
湯河原梅林の管理や梅の宴は、これまでは主に観光客の募金や出店団体の協力金などで運営していました。 観光客の募金などによって、当初3000本の梅が、現在では4000本になったそうです。
今年度より梅の宴開催期間、梅林の入園については有料となったようです。 入園料200円は、美しい景観の保全及び施設の充実を図るために使用されるとのことです。 梅林の維持管理を考慮すれば安い入場料です。
滝が綺麗です
思いの儘
梅林内にはいくつかの散策スポットが準備されています。 その一つは紅梅と白梅が一本の木から咲いている「思いの儘」という品種が植えられているエリアです。
このエリアには100本以上の「思いの儘」が植えられております。 「思いの儘」は枝毎に紅梅と白梅に分かれていることが多いですが、中には一つの枝に紅梅と白梅が咲いていたり、さらには1個の梅の花びらが紅白だったりと、さまざまな形で咲いている「思いの儘」を満喫することができます。
枝垂れ梅が500本植えられているエリアもあります。 このエリアの枝垂れ梅はまだ若いようですので、今後の成長が楽しみです。
青軸梅
また、萼が青い青軸梅のエリアもあります。 梅の種類は緑萼梅ではなくて、月影に近い感じの梅でした。
アクセス 「梅の宴」期間中はJR湯河原駅から湯河原梅林まで臨時バスが約15分間隔で運行されています。運賃大人240円です。 タクシーで約15分、料金は約1500円です。
駐車場 有料駐車場あり 500円/1日 ただし、見頃期(2月中旬〜3月上旬)週末の周辺道路は大変な混雑となり、また駐車場収容能力も限界があり、駐車するまでに数時間待つこともあるそうです。 風来坊