盛りを過ぎたとはいえこの美しさ

高越山頂の大師像

阿波富士の別名もある高越（こおつ）山。

修験道で知られる高越寺と行場のある山で、景観に富み、四国百山にも名を連ね、地元の人は「オコーツアン」と呼び親しんでいます。

この高越山の頂上がもうすぐというところ、船窪に巨大ツツジの大群落があります。

５月初めになるとトサノミツバツツジ、コバノミツバツツジが咲き始め、中・下旬にはオンツツジが咲き、燃えるような緋色に染まります。

見晴台から船窪の尾根筋を見る

柵内は立ち入り禁止

今回初めて行ったのですが、盛りを５日ほど過ぎ、前日には雨も降ったため最高の景観ではなかったと思われます。

それでも、見事なものでした。

とにかく圧倒されます

広さは２ヘクタールほどでしょうか、１２００本以上、高さ３〜６メートル、樹齢３００年といわれる木もある巨大ツツジが群落をなしている様は壮観でした。

古木ツツジと老夫婦

一面に散った花

残りの花も美しい

このオンツツジ群落は１９８５年、国の天然記念物に指定され、まわりに柵も巡らされて大切にされています。

花が散り木漏れ日が降り注ぐ

樹下にはホウチャクソウの群生

ツツジの巨木の下にはホウチャクソウの群落も見られるなど、豊かな自然の公園となっています。


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　　吉野川市


　　　　　　　　　　　　　麗

ホウチャクソウ

何度見ても感動です