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東京ミレナリオ
エッ! こんな遠くから撮るの
年の瀬の東京・丸の内のオフィス街をイルミネーションで彩る「東京ミレナリオ」が今年も12月24日から1月1日までの予定で始まりました。 合計で約14万個の電球をつけた22基のアーチが架けられています。 東京駅の工事のため、7回目の今年でひとまず見納めとなります。 このためか、初日の24日には、1日としては過去最高の39万7000人が光の回廊を通り抜けたそうです。
風来坊も、3年連続で今年も出かけました。
混雑するかなと思いつつも、今年の寒さは特別ですので、天気予報で一番暖かそうな25日としました。
「夜出歩くと疲れる」との家内からの冷たい返事で初めて1人で行く羽目に!
大分近づいて来ました 立錐の余地なし
もう少しです
昨年の経験から少し遅めが良いかと東京駅に6時50分に到着しました。 JR東京駅丸の内中央口に着くと、駅員が「東京ミレナリオの入口はこちらからです!大変混雑しており入口まで2時間程度かかります。消灯は午後9時です。見ることができない場合もありますので、あらかじめご了承ください」と案内している。 腕時計を見ると、7時少し前、2時間だとぎりぎりか? どうしようかと考えつつも列に加わりました。
やはり昨年以上の混雑ぶりです。 日本工業倶楽部ビルの手前の信号で数回待たされました。 日本工業倶楽部ビルの横に来ると、10mほど進んでは、5分待ちの繰り返し、大手町方面から来る流れと合流するためです。 人混みのため幸い寒さは感じない。周りの人の会話を聞きながら、時の流れに身を任せるしかない・・・・・といった心境です。
間もなく入口です
入口の真下です
合流点通過までに約1時間が経過し、時計を見れば8時過ぎです。 合流点からはミレナリオの設置されている、丸の内仲通りとなります。 遥か前方にはミレナリオも展望でき、周りの会話も急に賑やかになる。 デジカメ、携帯電話のフラッシュがくまなく光る!こんなに遠くから撮って写るのかな・・・・・? と余計な心配も! 長時間待ったから仕方がないか(笑)
丸の内仲通りに入ると、他方からの合流はなく、途中に2箇所の信号があるのみです。 この信号、ミレナリオ付近の流れに合わせて調整しているようで、青や赤の時間が結構長いです。 でも、信号待ちのみですから、流れもスムーズになり、合流から20分でミレナリオの入口に到着しました。
中に入りました
ミレナリオ付近に来ると「立ち止まって写真を撮らないで下さい」とのアナウンスが連続して聞こえる。でも、昨年以上の混雑で、立ち止まって写真を撮れる状態ではない。 手を挙げて適当にシャッターを切るしかない。 流れのままに15分で会場通過、東京駅から1時間45分のミレナリオ見学でした。
昨年までは、コースの半分過ぎからは左右にでていく見学者もあり、有楽町側出口付近は流れに隙間もでき、ゆっくりと写真も撮ることができました。 今年は混雑した流れがそのまま出口まで続き、出口付近での記念撮影も困難な状況です。 出口付近の横の通りも例年どおりイルミネーションが飾られていました!
出口近くから入口方向を望む 出口付近でもこの混雑
「東京ミレナリオ」は、東京の街を舞台装置に見立て、人々が夢や喜びとともに出会い・触れ合う「東京の新しい祝祭」として1999年から開催されており、今年が7回目です。 昨年の第6回は約210万人が来訪し、第1回目からの通算累計は1,439万人だそうです。
東京の新しい祝祭として定着し、東京の冬の風物詩となりました。 この東京ミレナリオも2006年春より予定されている、重要文化財に指定された東京駅舎復元・保存工事のため、今年の第7回を持って休止となるそうです。 残念ですね! 今年は第5回の285万人を上回る来訪者があるかもしれませんね。
出口付近の光景
出口付近の光景 ここも人の波
本年度のテーマは、「都市のファンタジア」“Fantasia della Metropoli ”です。 今年度の作品は、「日本から見たヨーロッパ」をコンセプトに展開しているそうです。 かつて欧州各地に拡がった自然と建築という新しい空間創出の機会となった「庭園芸術」に着想を得て、2005年、日・EU市民交流年のファイナルイベントに相応しく、東京の中心に、「人と人が出会い触れ合う"幻想空間"」を生み出しているそうです。
<作者からのメッセージ> かつて欧州における自然と建築の出会いは、庭園芸術と呼ばれる空間創出の機会となった。 自然の要素を造形し、美の理想が追求されたその様式は、次第に欧州各地へと拡がっていく。 2005年、日欧交流の機会に、東京の中心において、光は都市の庭園という新しい幻想空間を生み出す。
横の通りの光景
横の通り光景
関連のホームページ 東京ミレナリオ 過去のミレナリオ 東京ミレナリオ2003 東京ミレナリオ2004 風来坊