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高遠散策  (H16.4.12〜13)



高遠城址公園を覆い尽くす高遠コヒガンザクラ



高遠城址公園内のさくら


風来坊さん、私も「高遠」に行ってきました。

「コヒガンザクラ」もなかなか良いですね。

高遠の桜見物の詳細は次のとおりです。


4月12日(月)


7:00 AM 日野市出発

ノンストップで中央道を走り諏訪ICを降りる。

杖突峠を越えて一路高遠町に向かう。


高遠城址公園内のさくら


白兎橋の上は写真を撮る人で大混雑


9:40 AM 高遠公園 No21駐車場に到着。駐車料は300円。


駐車場から高遠城址公園までは10分おきにシャトルバスが運行されている。料金は100円である。


10:00 AM 公園南口より入場。入場料500円である。入場券は1日出入り自由です。

桜は9分咲きで、一番の見頃であった。

月曜日であったので、人出は多いが混雑という状況ではありませんでした。


白兎橋からの光景


高遠コヒガンザクラ


公園の横にある高遠美術館。入場料500円である。

長野県の郷土作家中村不折、池上秀畝、江崎孝坪等の作品や、高遠出身の画家原田政雄のコレクション668点を展示しています。

絵画、素描、彫刻等の様々な作品があり、特別企画展も開催されるようです。


12:00頃に美術館を出て、町営温泉「さくらの湯」に向かう。

この温泉は、良質なアルカリ性単純温泉の大浴場に、ローリングバス、ボディーシャワー、休憩室、カラオケルーム等を完備したコミュニケーション施設です。

神経痛、関節痛、消化器病、冷え等に効能があるそうです。


高遠美術館


美術館横の見事な桜並木



0:30 PM着。入湯料500円、夜は350円である。


1:30 PM温泉を出る。


14:10 PM 遠照寺着

遠照寺は天福元年(1233年)に天台宗天福寺として創建されました。

文明5年(1473年)、日蓮宗に改まって久遠寺末寺の遠照寺となりました。

重要文化財の釈迦堂と多宝塔、遠州流の亀石の庭園等があります。


遠照寺駐車場


山門



現在では、古い歴史の薫る境内を一面に飾る1500株140種類のぼたんが咲き誇る、牡丹寺としても知られています。

海抜約800mあるせいか桜は7分咲きである。




ここで少し遅い昼食。

ここでは、季節の山菜食とそばが食べられる。予約が必要であるが味は良い。(0265-94-3799)




山門通過後、右前方が鐘楼


鐘楼


右鐘楼、左本堂


小堀遠州流庭園


小堀遠州流庭園。

江戸時代初期の作と伝えられ、枯山水庭園での亀島石組は全国的に見ても少なく、京都南禅寺金地院の鶴亀の庭を彷彿させる本庭の存在はきわめて貴重なものです。


中心石を立て、四方から見られるように四脚を用い、山に向かってやや起きかげんに配された亀島の石組は長野県下の亀島庭園でも最もバランスが良いといわれています。


近年、亀と対をなす鶴が復元され、「人字型石組」を応用した「合掌型石組」を据え、「祈り」をテーマとして「鶴亀合掌(いのり)の庭」として整備されました。


小堀遠州流庭園


本堂内部、天井にはボタンの絵


裏に墓がありその裏山階段を上がると釈迦堂


坂の上の釈迦堂


裏手の急な階段を登ると釈迦堂です。

釈迦堂は天文七年(1538年)の建立です。方三間単層入母屋造。和様を主体に唐様と天竺様(大仏様)を組み合わせた和様折衷様式によって造られており、内部意匠も凝っています。

特に来迎柱から懸けられた大虹梁は大仏様のもので、この様式は、中部地方以東・東日本ではほとんど見られません。



動物様木鼻も珍しく室町時代の異色建築として注目されています。また、日蓮宗の建造物としては最古のものです。


寺内には数多くのボタンが植えられており、花期には素晴らしい光景だと想像できました。


裏山裾野のコヒガンザクラ


三味線、篠笛、太鼓の地元演奏隊



3:00 PM 今夜の宿泊地「芝平」着

5:00 PM 「芝平」を出て再び高遠城址公園へ「夜桜見物」に行った。

入場券は1日出入り自由である。

気温 7:00PM 20℃
   8:30PM 13℃で比較的暖かかった。




私は夜桜は初めてであったが、ここの池に映った夜桜はまさに絶品(幻想的)であった。

ぜひおすすめしたい。(来年のことになるが)

8:40 PM 公園発。

9:00 PM 芝平着。ここで一泊した。


夜桜:水鏡に映える桜雲橋&桜


美和湖



4月13日(火)


09:00 AM 芝平出発、遠照寺前を通って「美和湖」に向かう。

10:00 AM 美和湖着。




近くに「道の駅」があったが生憎、閉店していた



「勝間薬師堂」しだれ桜を見に行きました。



道の駅は休みだった


薬師堂枝しだれ桜への案内



勝間薬師堂のシダレザクラは、高遠城址公園から1キロほど離れた高台にあります。

慶長8年(1603年)真言宗妙光寺がここに開設されましたが、安永の頃から廃寺となり境内に薬師堂のみが残されました。



この妙光寺境内に勝間の里人が安政の頃シダレザクラを植樹し、樹齢140年に及んでいます。

バラ科、桜の一種で枝が長く伸び垂れるのが特徴で、淡紅色の単弁の花を一斉に咲かせます。

お堂を取り囲むように数本の桜が植えられているが、両脇にある2本が樹齢140年の古木です


薬師堂しだれ桜


薬師堂しだれ桜



比較的訪問客が少なく、落ち着いて桜を観賞することができます。また、高遠城址公園の桜を一望できる場所でもあります。

再び高遠町向かう(少し渋滞:15分)。

「老舗」の高遠饅頭を買って帰路に着く。



高遠から諏訪まで約50台の観光バスとすれ違った。

諏訪IC近くのファミリレストランで昼食。

1時間50分かけてたいした渋滞にも会わず、無事日野の我が家にたどり着いた。


*土日をはずすと快適ですね。

しだれ桜と城址公園の桜を一望に


高遠城址公園を覆い尽くすコヒガンザクラ



関連するホームページ


   高遠さくらまつり

   妙朝山遠照寺


               拓南

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